こんにちは、ひびのです。PDFの文章をWordにコピペすると、余分なスペースができてしまったり句読点がカンマやピリオドになっていていちいちめんどくさい!!なんて思ったことありますよね。今回はそんな時に役立つ裏技を紹介したいと思います。誰でもすぐできる方法なのでぜひ覚えて帰ってくださいね!
PDF文章をコピペしたときに生じる”半角スペース”
大学生ともなるとレポート課題が増え、PDF形式の学術論文から引用してレポートを作成することも多いのではないでしょうか。その時に生じるのが、”コピペすると謎の半角スペース発生する問題”。
まさか、この半角スペースを1つ1つ手作業で消すなんて愚行はしていませんよね?(笑)もちろん、かく言う僕はこの愚行の常習犯でした(笑)。僕のような常習犯を二度と生み出さないためにも、この憎き問題には対処しなくてはなりません。
半角スペース問題の解決方法
この”半角スペース問題”の解決方法について、実際に例を挙げながら解説をしていこうと思います。今回、例として用意した研究論文は「増大するあなたの価値,無力化される私:婚活パーティーにおけるフィールドワークを通じて」(高橋.2020) です。
さて、さっそく上記の論文の一部をWordにコピペしてみました。その結果がこちら
例のごとく、文章の間に半角スペース(薄いグレーの丸がある箇所)が入っていますね。この憎き半角スペースを一気に消すために必要なことはただひとつ。置換機能を使うこと、ただこれだけ。
置換機能はホームタブ-編集のところにあります。
置換をクリックすると、ポップアップウィンドウが出てきます。
そのポップアップウィンドウの上側には検索する文字列、下側には置換後の文字列を入力します。今回は半角スペースを半角スペース無しにしたいので、検索する文字列のところには半角スペースを、置換後の文字列には何も入力しないでおきます。
そしてその下にある「すべて置換」を押すと…
なんとこんなにも簡単に、あっという間に半角スペースが無くなっているではありませんか。アメージング!!
[応用]カンマやピリオドを句読点に変換する
先ほどの半角スペースを無くす方法を応用すれば、研究論文のカンマやピリオドを句読点に変えることも可能です。
まずCtrl+Hで置換のポップアップウィンドウを呼び出します。ピリオドを句点にしたい(.を。にしたい)場合は、検索する文字列にピリオドを、置換後の文字列に句点を入力します。
そうするとコピペした文章のピリオドの部分を句点に変えることができます。同様にして、カンマを読点に変更することもできます。
注意点や気を付けること
このやり方で1点気を付けなければいけないのは、変更しなくてもいい場所まで変更してしまう可能性があることです。例えば、文中に「6.15倍増加した」という文章があった場合、上記のようなやり方で行うと「6.15倍」が「6。15倍」のような表記になってしまいます。
これを防ぐためには、必要に応じてその都度で置換する必要があります。検索する文字列と置換後の文字列を入力した後、すべて置換を行うのではなく、置換が必要ならば「置換」、置換が必要無いなら「次を検索」を実行することでミスなく置換を行うことができます。
すべて置換を実行するのと比べると少し手間暇がかかってしまいますが、今までやっていた方法よりかは何倍も作業スピードを上げることができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はレポート作成に苦しんでいる大学生向けに、PDFをWordにコピペしたときにできる半角スペース問題の解決方法について解説しました。
今回解説した方法のほかにも、AdobeAcrobatProDCを利用すればPDFをWordにすぐ変換することで文章の編集もしやすくなると思います。最初の7日間は無料で体験ができますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。